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団塊の世代は出会いが上手だった?

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70年代は団塊の世代のいわゆる結婚ブームでもありましたが、それにしても結婚率は現在の2倍近くと非常に高いです。この世代の方たちは結婚相手の探し方がわれわれより上手だったのでしょうか? おそらく全くそんなことはないでしょう。

現在に比べればまだまだ地縁も濃く、地域にたいてい縁結びが趣味のお節介なおばちゃんがいたでしょう。また何より企業社会のピークですから上司が縁談を世話するのも当たり前でしたし、女性の採用は事業上の戦力というより男性社員の結婚相手が目的であった部分も否定できません。黙々と誠実にがんばっていれば自然と周囲にから縁談を"押しつけられた"し、職場での出会いも当人同士にとっては恋愛結婚のつもりでも事実上ある程度用意されていたものが多かったはずです。

まとめると、結婚に向けての出会いということだけみれば、史上もっとも恵まれてていて、しかもおそらく恵まれていたという自覚がないのが団塊の世代の方々、つまり今の30代半ばから後半の方々のご両親の世代の特徴なのです。 

ちょうど親子の世代が入れ替わった今、残念ながら私たちの社会はこうした古き良き言う縁結びのインフラを失ってしまいました。知人の紹介も一種の見合いと考えれば、見合い・職場結婚以外の自然な出会いは今も昔も変わらぬ少数派です。 失った縁結びインフラに相当する出会いの減少が結婚率を直撃しているのです