カテゴリ:[ 激変した出会いの機会 ]
下の図は、国勢調査結果から生涯未婚率の推移をグラフ化したものです。
(生涯未婚率:50歳時点で一度も結婚したことがない人の比率)
女性は今も昔も極端な変化はありませんが、男性は30年前にわずか2%台だった生涯未婚率が15%超となんと7倍以上に増えています。このデータは2005年時点のものですからさらに増加している可能性もあります。
本来男女でだいたい同じ数字のはずなのに、なぜ一方的に男性の生涯未婚率が高いことから次のことが読み取れます
・かつては女性は出産・家庭、男性は経済基盤という役割が明確だったため、必然的に男性が年上で女性が年下になることが多かった
・女性の社会進出で経済力も上昇/晩婚化したため、年上の男性を求める必要がなくなった。一方男性は相変わらず年下を求めていたためある年齢以上の層の男性が一気にあぶれてしまった。
女性にとってもことは重大です。少ないパイに希望が集中しているのですからどうしても若い女性が有利になります。
一言で言えば「男性も女性も年を重ねると結婚に非常に不利になる時代」ということを読み取らなければなりません
こうした背景を知った上で、もう少し詳しく現代の出会い方についてみてみましょう
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では結婚した人たちはいったいどこで出会っているのでしょう。
下の図は、その時代の結婚率と出会いの内訳を表しています。
このデータから次のことがはっきりわかります
・結婚率が激減している
・結婚率の減少は見合いと職場結婚の激減が原因
見合いと職場結婚の減少が結婚率減少そのものなのです。さらに
・いわゆる自然な出会いは今も昔も少数派で、数も変わっていない
つまり、職場や知人の紹介が期待できないなら、自分から動かなければ出会いの機会はほぼ望めないということなのです。 そしてさらに先ほどの生涯未婚率のデータから、男女とも年を重ねることが結婚に非常に不利な時代になっています。
その気があるのなら、とにかく動き出さないとどんどん状況は厳しくなる時代です
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70年代は団塊の世代のいわゆる結婚ブームでもありましたが、それにしても結婚率は現在の2倍近くと非常に高いです。この世代の方たちは
結婚相手の探し方がわれわれより上手だったのでしょうか? おそらく全くそんなことはないでしょう。
現在に比べればまだまだ地縁も濃く、地域にたいてい縁結びが趣味のお節介なおばちゃんがいたでしょう。また何より企業社会のピークですから上司が縁談を世話するのも当たり前でしたし、女性の採用は事業上の戦力というより男性社員の結婚相手が目的であった部分も否定できません。黙々と誠実にがんばっていれば自然と周囲にから縁談を"押しつけられた"し、職場での出会いも当人同士にとっては恋愛結婚のつもりでも事実上ある程度用意されていたものが多かったはずです。
まとめると、結婚に向けての出会いということだけみれば、史上もっとも恵まれてていて、しかもおそらく恵まれていたという自覚がないのが団塊の世代の方々、つまり今の30代半ばから後半の方々のご両親の世代の特徴なのです。
ちょうど親子の世代が入れ替わった今、残念ながら私たちの社会はこうした古き良き言う縁結びのインフラを失ってしまいました。知人の紹介も一種の見合いと考えれば、見合い・職場結婚以外の自然な出会いは今も昔も変わらぬ少数派です。 失った縁結びインフラに相当する出会いの減少が結婚率を直撃しているのです
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団塊の世代に代表される過去の時代と今の時代を比べると、見合い・職縁の激減がその大きな違いですが、これは単に選択肢の減少を意味するものではありません。
お節介おばちゃんや上司といった古き良き時代の縁談というのは、なんとありがたいことに向こうから勝手に頼みもしないのにやってきたのです。一生懸命仕事をして、誠実に生きていれば周囲がそれを認めて世話をしてくれ、しょうがないな等とといいながらそのお世話になる。大多数の人にとってなくてはならないシステムだったのです
「そのうち」、「相手がいれば」と言ってても誰かが勝手に話を持ってきてくれる可能性はほとんどなくなってしまいました。もしも結婚の意志があるのなら、自分から積極的に動き出さなければ、もう悲しいほどないも起きない=出会いの機会がない時代になっているのです。
しかも男性にとっても女性にとっても年齢を重ねることが結婚にとって非常に不利な時代です
結婚の意思があるのなら、きちんと自分のその気持ちに直面して、今自分から動き出す必要があります。
今も昔も、自然な出会いは少数派で、数も増えていません